回路基礎論

電子情報通信学会 大学シリーズ C-1

回路基礎論

電気・情報系工学の基礎専門科目である電気回路理論の最も基礎となる部分について,回路の接続構造に関する事項にやや大きな比重を置きながら記述した大学学部向け教科書。

ジャンル
発行年月日
1986/01/20
判型
A5 上製
ページ数
290ページ
ISBN
978-4-339-00010-8
回路基礎論
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定価

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電気・情報系工学の基礎専門科目である電気回路理論の最も基礎となる部分について,回路の接続構造に関する事項にやや大きな比重を置きながら記述した大学学部向け教科書。

1. 回路の素子
1.1 電圧と電流
1.2 受動素子
1.3 電源
1.4 電力とエネルギー
演習問題
2. 素子の接続と回路
2.1 回路とグラフ
2.2 キルヒホッフの電圧法則
2.3 キルヒホッフの電流法則
2.4 回路と微分方程式
2.5 微分方程式と指数関数
演習問題
3. 正弦波の複素表示
3.1 正弦波
3.2 正弦波の複素表示
3.3 複素表示と受動素子
3.4 複素表示と電源
3.5 複素表示とキルヒホッフの法則
演習問題
4. 簡単な回路
4.1 RC直列回路
4.2 RC並列回路
4.3 RL直列回路
4.4 RL並列回路
4.5 LC直列回路
4.6 LC並列回路
4.7 RLC直列回路
4.8 RLC並列回路
4.9 インピーダンスとアドミタンス
4.10 種々の結線構造
演習問題
5. 変成器
5.1 定義
5.2 正弦波と変成器
  5.2.1 インピーダンス行列とT形等価回路
  5.2.2 アドミタンス行列とΠ形等価回路
  5.2.3 直列接続と並列接続
5.3 密結合変成器
5.4 理想変成器
演習問題
6. 回路の結線構造
6.1 結線構造とキルヒホッフの法則
6.2 木
6.3 有向グラフ
6.4 接続行列
6.5 閉路行列
6.6 カットセット行列
演習問題
7. 回路の解析
7.1 解の存在と一意性
7.2 カットセット解析
7.3 閉路解析
7.4 各種解析方法に関する注意
演習問題
8. 回路の諸定理
8.1 重ね合せ
8.2 等価電源表示
8.3 補償定理
8.4 相反定理
8.5 多端子対回路
8.6 電力と保存関係式
8.7 双対性
演習問題
9. 一端子対回路
9.1 イミタンス
9.2 電力
9.3 正実関数
9.4 正実関数の性質
9.5 定抵抗回路
9.6 リアクタンス回路
9.7 2種素子回路
演習問題
10. 二端子対回路
10.1 アドミタンス行列
10.2 インピーダンス行列
10.3 縦続行列
10.4 ハイブリッド行列
10.5 散乱行列
10.6 二端子対回路の接続
10.7 諸定理
  10.7.1 伝達インピーダンスと入力インピーダンスの関係
  10.7.2 Y─△変換
  10.7.3 2等分定理
演習問題
11. 三相回路
11.1 三相交流
11.2 対称三相をなす電圧,電流
  11.2.1 複素表示
  11.2.2 Y起電力と△起電力
  11.2.3 Y形電源と△形電源
  11.2.4 Y形電流と△形電流
11.3 対称三相回路
11.4 対称三相回路の電力
11.5 非対称三相回路
  11.5.1 Y形電源
  11.5.2 △形電源
  11.5.3 回路の解析
  11.5.4 電力
11.6 対称座標法
  11.6.1 対称座標成分
  11.6.2 負荷の表現
  11.6.3 三相交流発電機
  11.6.4 電力
演習問題
文献
演習問題解答
索引

岸 源也(キシ ゲンヤ)