応用ベクトル解析

電子情報通信学会 大学シリーズ A-3

応用ベクトル解析

電子・通信工学,電磁気学を理解するために,基礎として必要なベクトル解析を,低学年向きに平易かつ丁寧に説明。工学的応用の立場から,数学的厳密さよりも記号と式の中身,物理量の意味を関連づけて学習しやすくまとめた。

ジャンル
発行年月日
1981/09/25
判型
A5 上製
ページ数
234ページ
ISBN
978-4-339-00003-0
応用ベクトル解析
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電子・通信工学,電磁気学を理解するために,基礎として必要なベクトル解析を,低学年向きに平易かつ丁寧に説明。工学的応用の立場から,数学的厳密さよりも記号と式の中身,物理量の意味を関連づけて学習しやすくまとめた。

1. ベクトルの導入
1.1 スカラ量とベクトル量
1.2 ベクトルの記号
1.3 ベクトルの同値と負のベクトル
1.4 ベクトルの成分
演習問題
2. ベクトルの加法と減法
2.1 ベクトルの加法
2.2 ベクトルの減法
2.3 ベクトルのスカラ倍
2.4 単位ベクトルと位置ベクトル
2.5 ベクトルの一次従属と一次独立
2.6 直線と平面のベクトル方程式
演習問題
3. ベクトルの乗法
3.1 ベクトルのスカラ積
3.2 ベクトルのベクトル積
3.3 面積ベクトルとモーメント
3.4 ベクトルのスカラ三重積とベクトル三重積
3.5 ベクトルの四重積
3.6 平面と球面のベクトル方程式
演習問題
4. ベクトルと座標変換
4.1 直角座標系の線形変換
4.2 極性ベクトルと軸性ベクトル
4.3 ベクトルの共変成分と反変成分
4.4 斜交座標系の変換
演習問題
5. ベクトルの微分
5.1 ベクトルの微分
5.2 スカラ界の勾配
5.3 ベクトル界の発散
5.4 ベクトル界の回転
5.5 勾配,発散,回転を含む諸公式
5.6 ベクトル界とポテンシャル
5.7 空間曲線
5.8 質点と剛体の運動
5.9 幾何光学
演習問題
6. ベクトルの積分
6.1 ベクトルの不定積分と定積分
6.2 線積分
6.3 面積分
6.4 ベクトル界とガウスの発散定理
6.5 ガ  8.7.8 円環面座標
演習問題
7. 電磁界のベクトル界
7.1 静電磁界と湧出し源
7.2 電流界と渦源
7.3 媒質境界における連続条件
7.4 マクスウェルの電磁方程式
7.5 波動方程式と境界条件
7.6 流体運動
7.7 ヘルムホルツの定理
7.8 2次元のベクトル界と複素数
演習問題
8. 曲線座標系
8.1 曲線座標系のベクトル成分
8.2 線素,面素および体積素分
8.3 曲線座標系における微分
8.4 直交曲線座標系のベクトル成分
8.5 直交曲線座標系における勾配,発散,回転
8.6 ラプラシアンと波動方程式
8.7 直交曲線座標系の例
  8.7.1 円柱座標
  8.7.2 楕円柱座標
  8.7.3 放物柱座標
  8.7.4 双曲柱座標
  8.7.5 極座標
  8.7.6 回転楕円体座標
  8.7.7 回転放物面座標
  8.7.8 円環面座標
演習問題
9. テンソルとその応用
9.1 2階のテンソル
9.2 対称テンソルと交代テンソル
9.3 テンソルの微分と積分
9.4 不等方性媒質のテンソル
9.5 マクスウェルの応力テンソル
9.6 弾性体の運動
9.7 座標変換とテンソル
9.8 ダイアディック
演習問題
参考文献
演習問題解答
索引

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